今回は、
【Kawasaki Z900RS ECU書き換え】
ということで、
たくさんご依頼をいただいている中から、
1つご紹介していきたいと思います。
今回ご依頼いただいた内容というのが、
・まずマフラーがフルエキになっているため、燃料が足りていない、アフターファイヤーが起こる。
・エンジンブレーキをマイルドに。
・フルパワーに。
です。
最初の2つはどんな車両でもある話ですが、
3つ目に注目!
そう!
フルパワーに!!
Z900RS!
国内仕様は180km/hまでしか出ないんです!
いやはやもったいない・・・
というかとてもサーキットは走れない・・
というわけでどうすればよいか。
ECUを書き換えてポテンシャルを引き出してあげます。
Z900RSはどのように制御されているか。
実は、海外のZ900RSは180km/h以上ちゃんと出るんです。
そこでECUのマップを見比べ、解析すると、
サブスロットルバルブで制御をかけているようです。
サブスロットルバルブとは、
アクセルにダイレクトにワイヤーでつながっているメインスロットルバルブとは違い、
ECUで動かしているのがサブスロットルバルブ。
これが180km/hに到達した瞬間に50%以下に閉じるようになっていました。
つまりここを解放してあげればフルパワーというわけです。
では、サブスロットルバルブを機械的にとってしまえば?
と思うでしょうが、
そうすると、低中間域のECUで制御している部分のパワーやトルクが落ちてしまいます。
回転数とバルブの開度が合わなくなってしまうからです。
つまり、ECUでの制御が必要なんです。
マップをチューニングし、完成。
私がシャシ台で確認しただけでも、240km/hは余裕で出るようになりました。
それ以上はメーターが足りませんねw
あとは、点火時期や、燃料噴射量をマッピングし、完成。
詳しくは動画をご覧ください。
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